2023年度法政大学国際文化学部稲垣ゼミ個人研究・卒業研究展
2024/01/11 – 01/13
[WEST 1-D,1-G,EAST アートコーナー2F,3F]

法政大学の国際文化学部に所属している稲垣ゼミの展示会。
ゼミ生一人一人が制作された作品が並びます。


稲垣ゼミでは「コミュニケーションとアート」をキーワードに、コミュニティとコラボのアートプロジェクトやワークショップ、作品制作など様々な活動を行なわれています。
一年間を通して様々な形で人と関わり、それを作品にする方法を模索する。
本展示はWEST館とEAST館の4つの展示室で構成され、平面から立体、インスタレーションなど、ゼミ生16名による様々な表現をご覧いただけます。



こちらの作品のコンセプトは「旅」。
制作された平野さんにとって大学生活の4年間は新たな経験の連続で、長い旅のようだったそう。
スーツケースの中身は大学で制作された作品や課題、思い入れのあるもの。そして糸は4年間の人との繋がりを表現しているそうです。
この糸が表す「人との繋がり」がなかったら、スーツケースの中身も変わっていたかもしれません。
彼女にとってこの4年間が、どれだけ密度の高いものだったかうかがえます。


こちらはファンシーでアイドル衣装のような作品。
光沢感のある生地にたっぷりの襟、いろいろな可愛らしいモチーフでスカートを装飾しています。
このモチーフたちは、制作された北島さんが22年間の人生で「今のわたしを作るのに必要不可欠だったと思う物事」。
ご自身が大切にしている思い出、好きなこと、影響を与えられた出来事など、モチーフひとつひとつに様々な想いが込められています。
これらが一つでも欠けていたら今の彼女はいなかったかもしれません。そう考えるとどれも愛おしくて尊いものに感じます。

本展示はWEST館 1-D、1-G、EAST館 アートコーナー2F、3Fで開催されています。
体験型の作品もございますので、ぜひ足を運んでみてください。

展示は1/13(土)まで。

[使用スペース WEST 1-D,1-G, EAST アートコーナー2F,3F] 

staff Hiyori