
花絡泪涙伊 日隅朱音 『傷口に花』
2026/10/12 – 10/18
[WEST 2-D]
人物画を描かれるアーティスト、花絡泪涙伊さんと日隅朱音さんの二人展が開催です。
美しさと毒々しさが共存する世界観に惹き込まれます。


スペースに入り、右手が日隅朱音さん、左手が花絡泪涙伊さんの作品に分かれており、中央には共作がございます。
日隅さんの描かれる人物の瞳の先に泪涙伊さんの描かれる人物がいるよう。
本展示のタイトルと同じ「傷口に花」という作品ですが、一人の人物をじっと見つめ、自身の中に閉じ込めておくような愛情深さと狂気的な何かを感じます。




以前より当館の企画展にご参加いただいたり、個展を開いていただいている日隅さん。
クレヨンやアクリルを使用し、鮮やかな色使いが印象的です。
色を何度も重ね、その奥行きと配色センスに惹かれます。
人物の顔を画面いっぱいに描かれたり、瞳や口元をアップに描かれたり、人物の観察力や着眼点の鋭さにハッとさせられます。
見た目の美しさだけでなく、人間が持つ様々な感情が、鮮やかな色となって表現されているようにも見えます。




クールな中性的な人物の絵を描かれる花絡さん。
滑らかな線で描かれるその人物たちは、こちらを真っ直ぐ見つめているけれど、その表情は読めない。ミステリアスで、何かを秘めていそう。
絵と一緒に並べられたり、重ねて書かれる文章は、花絡さん自身の心情かもしれないし、絵の人物のことかもしれません。
相手を愛しているのに満たされなくて、欲張って、自身を見失いそうになって。
相手を強く思う気持ちは可愛らしさと切なさの両方があり、いつか心が救われることがあればいいのにと思ってしまいます。
展示は10月18日(日)まで。
お見逃しなく!
花絡泪涙伊
Instagram▶︎19xx0105x
日隅朱音
Instagram▶︎jillcoco22
staff Hiyori


