
破壊と創造の実験室
2025/09/13 – 09/15
WEST 1-A
涼木千鶴さんの個展が開催されました!
展示の様子をご紹介します。
今回の個展「破壊と創造の実験室」は、”作家・涼木千鶴という存在を一度“破壊”して、そこから“再構築”するための展示”。
一見可愛い印象もありながら、どこか痛みや不安を抱えた少女たちの絵がずらりと並んでいて、その迫力に圧倒されます。


また、壁の至る所に掲げられた言葉や作品のキャプションもとてもインパクトがあり、ただ作品を眺めるだけでなく、観る側も一緒に問いかけられているような感覚になります。
作品と一緒にその作品についた言葉を読んでいくと、自分の気持ちと重なり共感できる瞬間もあり、寄り添ってもらえたような温かい気持ちになりました。


特に、一番大きく力強い筆跡で掲げられたこちらの言葉が印象的です。

千鶴さんの今後の制作活動の芯となる言葉。
でも、どこか自分自身の生活にも通づるようなものがあり、ハッとさせられました。
涼木千鶴という作家が自分自身を解体し、また組み直そうとしている過程に立ち会っているようで、
また、自分自身を見つめ直す機会にもなるような、余韻が残る展示でした!
会期は9/15まで
ぜひお越しください!
[作家情報]
涼木 千鶴
[使用スペース WEST 1-A]

staff Hina