
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展示名 | Summer IDOL |
| 出展人数 | 3名 |
| 使用スペース | WEST 1-A |
| 会期 | 2026/08/13 – 08/15 |
| ジャンル | イラスト・キャラクター作品 |
「グループ展をやりたいけれど、どこで開催しよう?」
いざ展示を企画すると、意外と悩むのが会場選び。
広さや料金はもちろん、作品の雰囲気に合うか、少人数でも使いやすいか、初めてでも展示しやすいか……。
Webサイトでスペースの写真や情報を見るだけでは、実際の使い心地まではなかなか分からないものです。
そこで今回は、デザインフェスタギャラリー原宿で3人組のグループ展「Summer IDOL」を開催している主催者の小林綾さんにお話を聞いてみました。
小林さんが初めてデザインフェスタギャラリーでグループ展を開催したのは、まだ大学生だった頃。
その後、社会人になった現在も展示を続けています。
なぜ展示を続けているのか。そして、なぜデザインフェスタギャラリーを会場に選んでいるのか。
今回の展示についても伺いながら、実際に何度も展示している主催者だからこそ分かる、グループ展と会場選びのリアルを聞いてみました。
今回の展示について

——今回、3人で展示されていますよね。どんなグループ展なんですか?
3人とも同じ大学で、ゼミも一緒だったメンバーです。
ファッションだったり、アイドルだったり、モデルだったり。スタイリッシュな格好やかわいい格好が好きという共通点があって。
それぞれの好きなものと「夏」を合わせたら、自分たちのやりたいことがもっと出てくるんじゃないかなと思って、今回は「アイドル×夏」をコンセプトに「サマーアイドル」という展示にしました。
——なるほど。「好きなもの×夏」からテーマが生まれたんですね。展示を見ていると、3人それぞれかなり個性がありますよね。
そうですね。
メンバーの一人は、イカやタコ、クラゲなどの生き物を擬人化して、アイドルユニットにしています。
私はもともと描いていたキャラクターがいたので、「この子たちの世界をもっと広げたいな」と思って、そこに夏の要素を組み合わせました。

キャラクターのアイデアは、散歩中にも生まれる
——キャラクターや衣装を考えるのも楽しそうです。
すごく楽しいですね。
散歩しているときに「あ、この風景いいな」とか、「この色いいな、この色とこの色を組み合わせようかな」と思ったり。
日常生活の中で発見したものから考えることもあります。
——衣装もかなり細かいですよね。
韓国アイドルのファッションをイメージしたものがあったり、日本のアイドルっぽいフリフリのスカートを取り入れたりしています。
アニメで見たアイドルの衣装がすごくかわいくて、「これをちょっと頑張って描いてみようかな」と思ったこともあります。

SNSだけでは分からない。「直接見てもらう」からこその面白さ
——展示は普段からよくされていますか?
年に1回くらいはやっています。
いろいろなお客さんが来てくれますし、外国人の方が自分たちの絵を見て、直接言葉にして評価してくれることもあるんです。
それがすごく嬉しくて、私は展示をたくさんしています。
——SNSに作品を載せるのとは、やっぱり違いますか?
そうですね。
SNSだと1枚載せて、それで終わりという感覚になってしまうこともあって。
もっと「どういうところが良かったのか」とか、「これからどう伸ばしていけばいいのか」とか、直接意見を聞いて、自分で探していきたいんです。
——作品を見てもらうだけじゃなくて、直接話せるのも展示の良さなんですね。

きっかけは「友達がここで展示していたから」
——最初にデザインフェスタギャラリーでグループ展をやろうと思ったきっかけは何だったんですか?
大学の友達がここで展示していたのがきっかけです。
いろいろな部屋があるから「すごく面白そうだな。私たちもやってみたいな」と思って。
コロナ禍の直後くらいに、7人でEASTのスペースを使ってグループ展をしました。
——そのときはまだ学生だったんですよね?
学生でした。
そのときにかなり人が来てくれて、「また続けてやりたいな」と思ったんです。
それから社会人になった今も続けています。
——学生時代に始めた展示が、社会人になってからも続いているなんて素敵ですね!
お気に入りの理由は「秘密基地っぽさ」
——今回もデザインフェスタギャラリーを選んでいただきましたが、このギャラリーの好きなところってありますか?
今回展示をしているスペース(WEST 1-A)のサイズ感がちょうどいいですね。
少人数でも気軽にできるし。
あとは外の光が入らないからかもしれないんですけど、空間的にちょっと独特な質感があって面白いなと思っています。
秘密基地みたいな感じ。
——「秘密基地」、いいですね!
そうなんです。そういう感じが好きです。

初めてなら「今ある作品」から始めてみる
——最後に、これから展示をしてみたい人へ、経験者としてアドバイスをお願いします。
初めてだったら、1から全部新しいものを作るより、今まで描いてきたものを膨らませていくとやりやすいと思います。
すでに描いているものなら、どうやって描くかとか、絵柄とかもある程度決まっているので、そこから作品を増やしていく方がスムーズになるんじゃないかなって。
あとは、展示が決まったら早めに動くこと。
グッズを作るなら入稿の締め切りもありますし、思っているより早く作品を仕上げないといけないこともあるので。
「自分たちに合う場所」を見つけるところから

学生時代、友達が展示しているのを見て「私たちもやってみたい」と思ったことから始まった小林さんのグループ展。
実際に展示してみると、作品を直接見てもらえたり、その場で感想を聞けたりと、SNSだけでは得られない経験がありました。
そして、学生から社会人になった今も展示は続いています。
今回お話を聞いて印象的だったのが、デザインフェスタギャラリーのスペースを「秘密基地みたい」と表現してくれたこと。
グループ展の会場を選ぶとき、広さや料金はもちろん大切。
でも、「自分たちの作品をここに並べたら楽しそう」と思えることも、会場を選ぶ理由のひとつなのかもしれません。
デザインフェスタギャラリー原宿には、少人数で使いやすい部屋から、大人数でのグループ展に利用できる部屋まで、大小さまざまな展示スペースがあります。
「自分たちなら、どの部屋が合うだろう?」
そんな方は、ぜひ一度実際のスペースを見に来てください。
まだ人数や展示内容が具体的に決まっていない段階でも大丈夫です。
次のグループ展の場所に、デザインフェスタギャラリー原宿を選んでもらえたら嬉しいです。

