
邂逅
2026/03/25 – 03/31
[WEST 2-C]
同じ高校を卒業し、今はそれぞれ大学で美術を学ばれる4名。
邂逅をテーマに描かれた各々の表現をお楽しみください。
亀田茉緋留


身近な出来事や生き物を題材に、日常の中でふと心が動いた瞬間や、そこに流れる空気をすくい取るように制作をされている亀田茉緋留さん。
絵の中にあたたかい温度があるようで、そのぬくもりに安心させられます。
モチーフの愛らしさと、穏やかな曲線と絵の具の重なりに優しさを感じ、観ていると心がホッと癒されてゆくようです。
Instagram▶︎hiruma5420
中村結夏


油絵具を使用し色彩に着目して制作をされる中村結夏さん。
鮮やかな色使いに目を引きます。
1枚目の画像は、もとの形がわからないほどのどろどろと溶けて流れていく様子にドキッとさせられます。
中央に大きく描かれているのは人物でしょうか。表面だけでなく、内側の感情の変化が表れているよう。
考え方が変わったり、いろいろな感情を味わったり、そして鮮やかに美しく。生きることに例えた作品のように感じました。
Instagram▶︎yui.yui0407
松原


画材はアクリルガッシュにモデリングペーストとマットジェルメディウムを混ぜたものを使用し、植物を描かれる松原さん。
配色センスにグッときます。
作品に近づいて眺めると、絵の具が盛り上がり、画面に凹凸があることに気づきます。植物の入れ方で画面に華やかさが増し、季節や時間が穏やかに流れているようです。
その細部までの丁寧な作業や、色のグラデーション、モチーフとモチーフの組み合わせ方、どこを観ても松原さんならではの個性とこだわりが感じられます。
Instagram▶︎matuharaa
里耀



夢のような世界観だったり、日常の愛おしい一瞬だったり。
深い色の重なりや、強弱はあるけれど繊細な線が印象的な里耀さんの作品。
視界にうつるものがキラキラ見えたり、かわいいものを特別に思えたり、里耀さんの作品を観ると、小さなことでも日常の感動を見逃したくないなと思わされます。
Instagram▶︎riyo55613
邂逅とは、思いがけず出会うこと。再会すること。
それは本展示を開催した4名の再会のことかもしれないし、各々が日々を過ごす中で感じたことかもしれません。
4名はそれぞれに表現方法は異なりますが、日常のことや自身の感情を見つめて作品に落とし込んでいることに共通点があるのかなと思いました。
展示は3月31日(火)まで。
[使用スペース WEST 2-C]

staff Hiyori