かわいいは呪い展Ⅳ
2024/11/02 – 11/04
[WEST 2-D]

美麗な作品を描き続ける、イラストレーター玉城きらさんの個展が開催されました。
展示の様子をご紹介いたします🌹

「かわいいは呪い」という残酷なテーマで作品を描く玉城きらさん。
昨年の3月にはWEST 2-Aで同タイトルの展示が開催されました。
今回はブラックルームでの個展ということもあり、玉城さんの描かれる、かわいいだけではないダークな部分がより際立つように感じます。

イラスト作品はピンク色が印象的。
パチッと開いた大きな瞳、フリルやレース、リボンがたっぷりのお洋服、綺麗なヘアセット。
描かれた人物ひとりひとりが完璧な「かわいい」姿です。

可愛くするのは、自信を持つためであったり、なりたい自分に近づくためであったり、他人にかわいいと思ってもらうためであったり。
人それぞれに理由はあるかと思いますが、「可愛くなりたい」が「可愛くならなきゃ」という呪いにかけられているのかもしれません。

ペン画の作品もあり、その芸の細かさ、紙の表現も圧巻。
髪の毛や睫毛、レース1本1本の繊細さに、思わず画面に顔を近づけて見入ってしまいます。


過去の玉城さんの投稿文は、読むとギュッと胸を締め付けられる、気を抜くと泣きそうになってしまうほどの苦しいものも。
彼女だけにしか分からないことや感じたことでも、共感する方はいるのではないでしょうか。

女の子が抱える心の内の毒までも愛おしく感じます。

イラストが大きくプリントされたTシャツや、ハンドメイドアクセサリー、原画キーホルダーなど、素敵なアイテムの販売もございますよ!
ぜひお手に取ってみてくださいね。

この記事で紹介した作品以外にも、たくさんの素敵な作品を展示されています。
ぜひ会場で美麗な作品群をご堪能くださいませ。

展示は11月4日(月)まで❤️

作家情報
X▶︎@kawaii_is_curse
Instagram▶️kawaiiiscurse

[使用スペース WEST 2-D]

staff Hiyori