少女のなりそこね
2025/09/19 – 09/21
WEST 1-D

画家・幹夫800さんの個展が開催されました!
展示の様子をご紹介します。

「少女のなりそこね」と題された本展。
このタイトルは、少女になりたかったご自身の経験に基づいてつけられたものです。

壁に並ぶ少女はどれも一見可愛らしいですが、その奥には憧れや痛みなど複雑な感情が同居しているように見えました。
抽象画と人物画を織り交ぜた独自の表現が印象的ですが、色や線のうねりはそんな複雑な感情を可視化しているようにも見えます。

大人になった今でも、あの時出来なかったこと、解放できなかった気持ちを思い出して苦しくなる瞬間があるそう。
なりそこねたけど、自分にもなりたいものがあったな、と記憶を呼び起こしてくれる展示です。

そして、そんな記憶にそっと寄り添ってくれているような、
最初は「なりそこね」という少しネガティブなタイトルにドキッとしますが、最後にはどこかあたたかさが残る展示に感じました。

展示スペースの中には作品の原画が当たるガチャガチャや、物販のコーナーもございますのでぜひ併せてお楽しみください!

また、ご鑑賞後は幹夫800さんのSNSに今回の個展について書かれた文章が掲載されていますので、
読むことでより楽しめるのではないかと思いますのでぜひチェックしてみてください!

【出展者情報】
幹夫800
X:https://x.com/asagakuruzo333
instagram:https://www.instagram.com/osekihan333/


【使用スペース WEST 1-D】

staff Hina