品川唯夏「食卓の祈り」
2024/11/05 – 11/07
[WEST 1-A]
ひとつの部屋で個展を開くのは初めてという唯夏さん。
食べる、食べられるの関係について、彼女の祈りの作品が並びます。
わたしたちが食事をする際に、目の前にある尊い命へ、当たり前のように発する「いただきます」「ごちそうさま」。
わたしたちが「いただく側」であるなら、「いただかれる側」にもなるべきなのかもしれない。
「頂きます どうか私が尊い命と思われ ご馳走様だと後書きに添えられますように」という唯夏さんのメッセージから、彼女の祈りがひしひしと感じられます。
幼い頃から絵を描いていたという唯夏さん。
高校1年生の時に美大受験を考え、本格的に制作に向き合うようになったそうです。
ご自身の思いや考えを絵に表現されています。
主な画材はオイルパステル。作品には温かみとなんとなく不穏な雰囲気も感じられ、彼女の祈りの中に、何か不安や複雑な気持ちも含まれているのかも、と思いました。
展示は11月7日まで。
出展者情報
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[使用スペース WEST 1-A]
staff Hiyori